富山県民会館で開催中の『ミイラ展』が圧巻だった

富山県民会館で開催中の『ミイラ展』が圧巻だった

※本イベントは2021年3月26日で終了しました。

ミイラ展とは?

こんにちは!ハリボーです。

最近友人と「何歳まで生きたいか」という話をしました。

「平均寿命は伸びるだろうけどそんなに長生きしたくない」

「早死にしそうな気がする」

そんな(軽い)やり取りをしていたのですが、やはり私は思うのです。

人間誰しも「不老不死」への憧れはあるのではないかと。

古来より人間は死への恐怖を和らげ永遠の命を求めるべく医療、科学、そして宗教を発展させてきました。

「ミイラ」もその過程で生まれたひとつ。

特別展「ミイラ」では、人類が過去数千年どのように「死」に向き合ってきたかを実感することができます。

展示会場

富山県民会館で開催されています。

富山市役所の目の前です。

ちなみに私はここに深い思い出があります。

開催期間

2021年1月15日~3月26日です。

開催期間は平日9:00~16:30、土日祝9:00~17:00です。

ミイラ展の見どころ

ミイラ展の見どころは計43体の世界中のミイラです。

古代エジプトのイメージが強いですが、実はミイラは世界中にあるのです。

ミイラ展には南米、エジプト、ヨーロッパ、オセアニア、日本と世界各地からミイラが集結しています。

ミイラ展は怖い?

ミイラというと「怖い」「グロテスク」というイメージもあるかと思いますが、ミイラ展は専門家によって丁寧に処置を施されたミイラばかり。

腐臭や強い薬品の匂いなども特にありません。

本物のミイラの印象は人によってさまざまかと思いますが、小学生くらいの子供でも興味を持って見学している様子でした。

なお、本記事にミイラの写真は一切ありません。

ご安心ください。

どうやってミイラはできる?

ミイラは長期間原型を留めている死体、永久死体全般を指します。

人工的に手を加えてできるミイラもあれば、自然にミイラになったものもあります。

人工的な処置をする場合、エジプトで行われていた手法では内臓や脳を取り出して「カノプス壺」という壺に納め、乾燥させて包帯で巻いて棺に入れます。

南米アンデス地方のミイラは乾燥させた死体を布で包んで崖の岩棚で安置させていました。

一方で自然にできるミイラはさまざまです。

湿地帯で死亡した人間の骨だけが全て溶けて皮膚のみが残ったミイラも展示されています。

僧が土中の穴などに入って瞑想状態のまま絶命しミイラ化する、いわゆる「即身仏」もあります。

これら多くの方法があってもミイラ化するのは容易ではなく、腐ったり白骨化してしまうことがほとんどだそうです。

自らを実験体にミイラになった男

私が最も衝撃的だったのは「本草学者のミイラ」です。

本草学者とは現代の博物学・薬学のこと。

江戸時代のとある本草学者は生前に自らの遺体を保存する方法を考案し「後世に機会があれば掘り起こしてみよ」と言い残しました。

第二次世界大戦後、子孫の方が立ち会って掘り起こすと遺体は見事にミイラ化していたのです。

脳は縮んでしまったそうですが一部残っているようです。

CTスキャンによる解析結果によると、死ぬ直前に柿を大量摂取していたとのこと。

柿に含まれるタンニンが防腐に役立ったといわれています。

柿により肌も赤く変色しており、ミイラ展の中でもかなり生命感が強いミイラです。

じっと見ているとどこか動き出してもおかしくないのではという気がしてきます。

恐ろしいほどの学者としての探求心、そして精神力を思い知らされます。

数千年前も今も、人間にとって死は未知であり怖いもの。

いずれ向き合う時が来るならば、今こうして考えてみることも大事かもしれません。

ちなみに写真撮影は入口付近だけOKでした。

本物を見たい方は県民会館へ。

3月26日まで。

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