2021年は【蜃気楼】の大当たり年!魚津へ見学に行ったら予想以上のミラクルを目撃した話

2021年は【蜃気楼】の大当たり年!魚津へ見学に行ったら予想以上のミラクルを目撃した話

蜃気楼を見たい!

こんにちは。ハリボーです。

富山に住んでいると一度は見たいのが年に数回のレアイベント、蜃気楼です。

以前に魚津埋没林博物館にて蜃気楼の仕組みを学んでから、特に見たい気持ちが強くなりました。

蜃気楼といえば観察が難しいことでも有名。

地元の方でもなかなか見ないと「蜃気楼家族」の沖田×華先生も仰っていました。

そんなレア現象ですが、どうやら2021年は例年とは様子が異なるようです。

2021年は蜃気楼当たり年!?

2021年は2月13日に蜃気楼第一号が発生。

これは観測開始(1992年)以来最速です。

その後もペースが衰えることなく、5月14日には最速ペースで発生回数20回に到達しました。

蜃気楼のレベルは肉眼ではっきり見える「A」から観測に専門技術が必要な「E」まで5段階あり、2021年はEが7回、Dが2回、Cが10回、Bが1回、Aは0回です。

なお、Aランクは2018年に発生したのが12年ぶりというレア中のレアです。

蜃気楼が発生しやすい条件

蜃気楼の発生しやすい時期は4月~7月ごろの晴れた日中といわれています。

また以下の条件もポイントのようです。

  • 朝が冷え込んでいる
  • 風が吹いていない
  • 最高気温が例年を上回る

もちろん、これらの条件が重なっても見れるとは限りません。

発生した蜃気楼はしばらく続くこともあれば、数分で消えてしまうこともあります。

蜃気楼が見える場所

「海の駅 蜃気楼」が有名な観測ポイントです。

見に行ってみた

蜃気楼を求めて私が魚津にやってきたのは2021年5月15日。

この日は晴天で気温も高く、「蜃気楼予報」での出現確率は50%。

蜃気楼予報は魚津市のHPで公開されています。

私が「海の駅 蜃気楼」に到着したのは11時ちょうど。

蜃気楼が発生する時間帯は11時~15時くらいが目安です。

すでに数名の方が海岸線に集まっています。

会話を聞いていると朝早くから待機している方もいるようです。

私もとりあえず海岸線近くへ行き、ベンチに座って待機することにしました。

フィフティーフィフティーの確率、簡単には見れない貴重な現象。

今日一日は粘るつもりで、持参した本を読み始めたときでした。

蜃気楼発生!

「伸びてきとる」

カメラを構えた方々の会話が聞こえてきました。

私が到着してから僅か30分ほど、蜃気楼が発生したようです。

確率50%を引きました。

発生したら歓声が上がって大騒ぎになるのかと思っていましたが、ベテランの方々が多いせいか意外と静かでした。

海の駅蜃気楼から見える蜃気楼には黒部方面、射水方面、富山方面の3方向がありますが、今回発生したのは黒部方面。

さっそくベテランの方々がカメラを向けている方向へ。

スマホのカメラで最大ズームして撮ってみましたが…よくわからない。

基本的に蜃気楼の観測には10倍程度の双眼鏡が必要といわれています。

当然、撮影には相応のカメラが必要です。

しかし私が持っているカメラはスマホのみ。

撮影は難しいか…と思っていたら、さらに奇跡が起こります。

肉眼で見える!

なんと蜃気楼が肉眼でも見えるようになりました。

「Cランク?」「いや、Bランクだ!」と周りが少し騒がしくなります。

これならスマホでも撮影できると思い、撮ったのがこちらです。

蜃気楼発生時と通常時と比較してご覧ください。

おわかりでしょうか。

海面付近にご注目ください。

完全に伸びています。

これは「上位蜃気楼」といい、建物が同じ高さに伸びて見える春先に多い蜃気楼です。

スマホカメラでの撮影に成功した激レア写真です。

カメラのスペック不足をも補完してくれる蜃気楼に感謝です。

ちなみに、近くで観測していたベテランの方に撮影した写真を見せてもらうと、こちらのパネルにあるような綺麗な上位蜃気楼が写っていました。

私も良いカメラが欲しくなってしまいました。

蜃気楼が発生して、肉眼でも見れた。

いやあ運が良かった、と思っていたら、さらに本日3度目の奇跡が起こります。

奇跡の全方位同時出現!

気付けば周りの方々がカメラを向けているのは逆方向。

なんと黒部方面だけでなく、射水、富山方面にも蜃気楼が発生したようです。

こちらが射水方面、新湊大橋に出現した上位蜃気楼です。

黒部方面よりも距離があるためスマホカメラの限界に近いですが、確かに伸びています。

時間経過とともに建物の高さは移り変わります。

新湊大橋の橋桁に穴が開く瞬間を肉眼で見れたときは感動しました。

「こんなの初めて見た!」という歓声も聞こえました。

蜃気楼観測のヒント

蜃気楼を観察していると、「魚津蜃気楼研究会」の方々がやってきて解説をしてくれました。

通常、蜃気楼が出ているのか消えているかは肉眼ではわかりにくいのですが、「蜃気楼の層」で判別できるようです。

高岡方面に見える二上山のふもとにかかる白い幕が「蜃気楼の層」です。

この層の厚みで上位蜃気楼の高さも変わるとのこと。

蜃気楼観察は奥が深いです。

蜃気楼発生は魚津市が公開している蜃気楼ライブカメラでもわかるようです。

蜃気楼証明書は休止中

蜃気楼を見た日は近くの魚津埋没林博物館で「蜃気楼証明書」を貰うことができます。

貰える、はずなのですが…。

新型コロナウイルス対策のため、一時休止中でした。

密を防ぐため、蜃気楼発生時の防災無線や花火でのお知らせも休止中とのこと。

この日は午前中はそこまで人が多くなかったのですが、蜃気楼発生情報が出回ったのか13時ごろからかなり人が増えてきてしまい、私は退散しました。

屋外とはいえ、密集し過ぎには注意が必要です。

密を避けつつ、ぜひ蜃気楼観察へ!

2021年は蜃気楼の大当たり年です。

蜃気楼のシーズンは7月ごろまで、3年ぶりのAランクが発生するかもしれません。

この日の蜃気楼は2021年2度目のBランクでした。

いきなりBランクは運の使い過ぎかな?と思ったので、しばらくは心身気を付けることにします。

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