自転車が便利な街
こんにちは!アメリカ滞在中のハリボーです。
アメリカといえば車社会。どこへ行くにも車を運転するイメージがありますが、実はサンフランシスコで意外と見かけるのが自転車です。
日本のようなママチャリは全く見かけませんが、クロスバイクやマウンテンバイクを颯爽と乗り回している方は多いです。
ほとんど雨が降らず温暖な気候というのも大きな要因でしょう。
浜風に吹かれながら海辺をサイクリングするのは気持ち良いもの。
というわけで、私もアメリカでの移動手段&趣味の一環として自転車ライフを始めます。
自転車を買ってみた
近場のデパートなどでも自転車は並んでいましたが、ピンとくるものが見つからず。
迷った結果Amazonで購入しました。
「Max4out」という格安ブランドの折り畳み式自転車です。
本体価格120ドルという破格が魅力。ただし大物ゆえに送料に80ドルかかりました。
梱包された状態で届くので自力で組み立てる必要があります。
説明書は明確に図示されており、ある程度自転車の取り扱いに慣れていれば組み立ては問題ありません。
私はうっかりハンドルを逆向きに取り付けるなどのミスを挟みつつも、約30分ほどで完成しました。
スタイリッシュな見た目です。
アメリカ生活でのスマートな相棒ができました。
自転車のテスト走行
さっそく近場をテスト走行します。
意気揚々と走り始めたところ、さっそく問題に直面。
空気入れが無い
組み立て直後は当然タイヤの空気圧が足りません。
困ったことに付近に自転車屋さんが見つからず、空気を入れる場所がありませんでした。
というわけですぐに安価でコンパクトな空気入れをAmazonで追加購入。
ヘルメットやロックなどは自転車と同時に購入していたものの、空気入れだけはうっかり用意し忘れていました。
ブレーキの調整に苦戦
空気圧を調整し、再テストを開始。
しかし今度は前輪のブレーキが全く効きません。
原因を調べてみると、前輪を組み立てる際にブレーキディスクをスリットに挟んで固定するのですが、スリットの位置調整ができていませんでした。
スリットの位置調整は六角ボルトを緩めて合わせるのですが、出荷時のトルク管理が雑なのか、ガチガチに締まっています。
付属レンチより長いものを用意し、汗水を流しながら全力で緩めて調節しました。
アメリカ人の握力を基準に規定トルクや付属レンチの長さが決まっているのでしょうか。
非力の筆者には大変な重労働になりました。
ベイエリアをサイクリング
テストも無事完了したので、近場をサイクリングします。
サンフランシスコのベイエリアは運河が美しく、なだらかで自転車が走りやすい場所です。
広々とした運河を眺めながら、羽ばたく鳥と並走し、すれ違うサイクリストに「ハロー!」と声を掛け合う。
実にアメリカらしい優雅なひとときです。
滞在生活の質(QOL)が向上しました。
追記
フォスターシティを一周ぐるっと走り回った記事を書きました。
サイクリングロードが整備されていて大変便利です。
さらに道沿いには下図のような自転車メンテナンスツールが何ヶ所もありました。
空気入れは買わなくてよかったようです。