坂の街・サンフランシスコの名物【ケーブルカー】に乗ってみた

坂の街・サンフランシスコの名物【ケーブルカー】に乗ってみた

名物ケーブルカー

こんにちは!アメリカに滞在中のハリボーです。

サンフランシスコといえば多種多様な公共交通機関で有名。

中でもケーブルカーは多くの観光客が集まる大人気の乗り物です。

勾配がきついサンフランシスコ市内において、パワフルに急坂を駆け上るケーブルカーは市民の大事な足。

今回はそんなケーブルカーに乗ってみます。

ケーブルカーの乗り方

チケット

ケーブルカーの運賃は8ドル。

チケット売り場で購入することも可能ですが、私は「ミュニモバイル」というアプリで1dayパスを購入しました。

路面電車やケーブルカーが1日乗り放題で13ドルと、市内観光に適しています。

ケーブルカーの路線

サンフランシスコ市内にケーブルカーは3路線走っています。

  • パウエルーハイド線
  • パウエルーメイソン線
  • カリフォルニア線

パウエル駅は2路線が集結するターミナルで、ケーブルカーの人力回転という見どころもあります。

実際に乗ってみた

今回はパウエル駅から乗車します。

大きな転車台のある始発駅です。

目的地は坂の頂上付近にある「ケーブルカー博物館」です。

パウエル駅のケーブルカー乗り場、非常に混んでおりました。

乗車定員が少ないため回転率が悪く、観光客が長蛇の列を作ることでも有名なケーブルカー、

加えて土曜日の午後という条件。

待つのは当然と言わんばかりに、周囲の方々はコーヒーやバーガーを片手に気長に待っていました。

ケーブルカーの人力回転

パウエル駅での見どころはケーブルカーの人力回転。

進行方向を変えるために転車台にケーブルカーを乗せ、スタッフが手で押して車体を180度回転させます。

3人がかりで大きな車体が回る様子は大迫力。

古き時代から残るアナログな動作がファンの心をつかみます。

ケーブルカーのスタッフはとにかくマッチョな方が多いです。

人力回転で自然と筋肉が鍛えられるのでしょうか。

ケーブルカーに乗車!

パウエル駅の大行列に並ぶこと1時間、ようやく乗車できました。

車両はかなりコンパクトなため、ギリギリまで詰めても乗れない場合はステップに立って乗ることになります。

私はベンチの席に座れましたが、立って乗る場合は車体から身体がはみ出る形になります。

ステップもかなり小さいので、非常にスリリングです。

ケーブルカーの乗り心地

乗車中は「グリップマン」と呼ばれる運転士が大きな舵のような操縦桿を動かして進みます。

地中にあるケーブルをグリップしたり離したりを繰り返して走行・停止をおこないます。

ケーブルの回転速度はかなり早く、グリップした瞬間の急加速は座っていても身体が大きくのけ反るほど。

立って乗る場合にはなかなかの握力が求められます。

急坂も多く、下りはかなりのスピードが出るのでブレーキ時もスリル満点。

慣性で姿勢を保つのが精いっぱいでした。

とてもスマホを掲げてのんびり撮影などできる状況ではありません。

まさに遊園地のアトラクションという雰囲気でした。

乗車すること約30分、終点のハイド駅に到着しました。

当初の目的地は中間駅にあるケーブルカー博物館でしたが、あまりにもパウエル駅で待っている時間が長かったため営業終了(17:00)してしまい、あきらめて通過しました。

時間通りに上手くスケジュールが進まないことは海外あるあるです。

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