高落葉山・高清水山
こんにちは!ハリボーです。
コロナ禍で登山が人気ですね。
健康的で密にもならない趣味として注目されています。
富山にも人気の山がたくさんあります。
私はいつか富山の百山を制覇してみたいと思っています。
まだまだ90以上残っています。先は長い。
今回は「ブナの木」が面白い山が南砺市にあると知り、登ってみることにしました。
高落葉山(たかおちばやま)と高清水山(たかしょうずやま)を縦走します。
アクセス
高落葉山・高清水山は、さらに北側にある赤祖父山とも連山になっています。
このため登山口は各方向に多数あります。
私は南側のたいらスキー場から北へ向かって登ることにしました。
登山マップ
次のようなルートで登りました。
- たいらスキー場
- 南砺市のへそ
- 高落葉山山頂
- 兜ブナの木
- 高清水山山頂
赤線は私が通った場所ではなく、全ての登山道です。
登山開始!
たいらスキー場~高落葉山山頂
スタート地点はたいらスキー場。
標高は約600mです。
ゲレンデはすっかり雪がなくなって草原になっています。
レストランは営業中でした。
登山道へと進みます。
スキー場を出た直後、いきなりの急坂。
「向かい坂」という名前がつけられており、昔はそりの遊び場だったとか。
「向かい坂」は結構な高低差があります。
準備運動としてはかなりハード。
ところどころに座れる場所があるので、休憩しながら登ります。
春先のため草花が生い茂っています。
標高差約500mほどを登ったところで、見えてきたのは「南砺市のへそ」。
南砺市の重心にあたる場所のようです。
重心はGPSによって求めたとのこと。
市町村合併などが起きた場合、この看板も移動するのでしょうか。
ここまで来たら高落葉山山頂はもう少しです。
たいらスキー場から歩くこと50分。
標高1,122m、高落葉山山頂に到着しました。
山頂からは東側の景色が見渡せます。
高落葉山~高清水山
休憩を挟み、続けて高清水山を目指します。
若干の雪が残る急坂を下り、登山道を進むと奇妙な木が見えてきました。
「兜ブナ」です。
鎧兜のようなゴツゴツした迫力。
「兜ブナ」という名前がよく似合います。
周辺のブナの木は普通の形状。
この一本だけ幹がすごいことになっている。
地上1メートル付近で各方面にバラバラに分かれ、そこから各々が太陽を目指したらこうなったのか。
あるいは、兜の部分は実は根っこで、本来埋まっていたものが地表に露出したのか。
自然の神秘を感じる雄大な姿です。
さらに進むと、別のおもしろブナが見えてきます。
「ぞうさんブナ」です。
牙と鼻の形がゾウさんそっくりです。
化石のようにも見えるので、マンモスっぽくも見えます。
さらに進むと今度は「かたつむりブナ」があります。
おもしろブナ3連発。
ねじれている幹の形状が、かたつむりに見えるような見えないような。
命名した方も、これには自信がなかったのか、看板には「かたつむり?」と疑問形で書かれています。
おもしろブナを通過し、高清水山の山頂へ向かいます。
道中で狭い車道に出たり、登山道に戻ったり。
約5キロほどの稜線を歩くこと1時間。
標高1,145m、高清水山の山頂に到着しました。
山頂の看板が地味なため、一度は気付かずに通り過ぎてしまいました。
少しだけ開けた西側には砺波平野の散居村が見えます。
たいらスキー場から高落葉山を経て高清水山までを往復。
走行距離13キロ、標高差累計1170メートル、4時間の道のりでした。
少し前に登った城ヶ平山と比べると、なかなかハードでした。
富山の百山を登るには、もっと鍛えなければいけません。