特急列車『ユーロスター』とは?
こんにちは!イギリス生活が充実しすぎてブログの更新が止まりつつあるハリボーです。
ブログネタだけがどんどん溜まっていきます。書き切れる気がしません。
先日イギリスの隣国、フランスの首都パリに行ってきました。
ロンドンからパリへ行く手段はいくつか方法があります。
最も速いのは飛行機、最も安いのは高速バスです。バスの場合はドーバー海峡をフェリーで渡ることになります。
このドーバー海峡には海底トンネルがあり、鉄道を使って行き来することができます。ここを走る特急列車がユーロスターです。
ロンドンからパリ、ブリュッセル、アムステルダムを結んでいます。
飛行機よりも天候などに左右されにくい確実性があり、到着後に荷物を待つ必要がないなどの利点があります。
ユーロスターの乗り方
ロンドンのセント・パンクラス駅( St. Pancras station )がユーロスターの出発駅です。
セント・パンクラス駅は立派な時計台が特徴的。
ハリーポッターで有名なキングズクロス駅と併設しており、地下鉄の駅はひとまとめになっています。
駅内の「Departure」と書いてあるゲートに向かいます。
飛行機のようにゲート開放時間は決まっており、事前予約した便の列に並びます。1時間前くらいにゲートが解放されます。
なお、予約は公式サイトからすることをオススメします。英語はそんなに難しくありません。公式以外の日本語サイトから予約すると若干高くなります。
乗車券はスマホで確認できるので、バーコードをゲートにある自動改札に読み取らせたら通過できます。
乗車券の印刷が必要と書いてありますが、別に印刷しなくても普通にスマホ越しで読み取れます。乗車券を印刷して持ってきている人も少しだけ見かけました。
そして出国審査、手荷物検査を通り抜けます。イギリス入国時に比べたらちょっと雑な印象でした。
出発ロビーではカフェやお土産などのお店が3店舗ありました。
値段は少々お高めなので、Departureゲート前のコンビニで買っておいた方が良いかもしれません。
出発時刻の20分前程度になると、ホームへの通路が解放されます。
妙に長いエスカレーターを登ってホームへ。
ホームでは念願のユーロスターとご対面!
シャープな形状がかっこいいですね。
日本の新幹線とも雰囲気は似ていますが、あまり鼻は長くありません。
なんだか先端の連結器カバーが若干曲がっている気もしますが…。
374形の最新型車両です。
指定席に座り、いざ出発です。
座席にはコンセントもWi-Fiもあります。
ユーロスター車内の様子
ユーロスターの内部は広々としており、快適な旅を過ごせます。
編成の真ん中あたりに売店コーナーがありました。
せっかくなのでなにか頼んでみようと思い、ホットコーヒーを注文。
しかしタイミングが悪かったのか、ドリップマシンが故障中とのこと。残念。
「代わりにこのインスタントコーヒーでいい?」と言われたので、それでお願いしました。
インスタントコーヒー1杯、1.8ポンド(250円)でした。
また、同車両内にはスタイリッシュな飲食スペースがあります。
しかしここで過ごしている人はいませんでした。他にも売店で注文している人はいましたが、みんな自分の席に持って帰っているようです。
そんなことをしているうちにドーバー海峡トンネルを抜けてフランスに。
フランスではカレー、リールといった都市を通りますが、私の乗車した便はノンストップでパリへ向かいます。
ロンドンから出発して2時間16分後。
到着しました!パリ北駅( Paris-Nord )です!
飛行機と異なり到着後に猥雑な入国審査はありません。
すぐに駅舎の外に出ることが可能です。
非常に快適な2時間少々の旅でした。
運賃はロンドンとパリの往復分、私と友人の2人分すべて合わせて約500ポンド(70,000円)でした。
割とギリギリに予約したのでなかなかの高額でした。もっと早く予約していればこの半額程度で済む場合もあります。
パリの観光については別記事でまとめて書いていきます。