岐阜羽島を過ぎたあたりで新幹線の車窓から見える『謎のデカい三日月施設』を調べてきた

岐阜羽島を過ぎたあたりで新幹線の車窓から見える『謎のデカい三日月施設』を調べてきた

あのデカい三日月はなんだろう?

こんにちは!ハリボーです。

岐阜県にはたくさんの珍スポットがありますが、そのほとんどが知る人ぞ知る隠れ名所。

しかし今回の目的地は、多くの方が一度は目にしていると思います。

東海道新幹線の車窓から見える上に、とにかく規模が巨大。

岐阜羽島を過ぎたあたりにある「謎のデカい三日月施設」を調べてみます。

安八町名物「ソーラーアーク」

謎のデカい施設の正体は太陽電池パネル。

「ソーラーアーク」という名称の通り、三日月型の太陽光発電です。

岐阜県安八郡安八町にあります。

アクセス

ソーラーアークは岐阜羽島駅から西に約2キロ地点にあります。

安八町役場からすぐ近くです。

基本スペック

ソーラーアークの全長:315m、地上高:37.1m

パネル枚数5046枚、最大出力630kW

ソーラーアークに行ってみた

東海道新幹線に並ぶように配置されているソーラーアーク。

道を一本挟んですぐ横を新幹線が通り抜けます。

こちらがソーラーアークのある「三洋電機岐阜事業所」の正門前です。

2023年現在、施設は役目を終えているため閑散としています。

2002年に建てられたソーラーパネルも、2016年には幕を閉じて解体を待つばかり。

門の上から内部を覗いてみると、かなり工事が進んでいることがわかります。

かつては三洋電機の「SANYO」マークを掲げていましたが、取り外されています。

また、アークの南側や西側には一般的な長方形の太陽光発電パネルが並びます。

解体される前に写真を撮っておこう

完全に更地になってしまう前に、ソーラーアークの雄姿を写真におさめておきましょう。

全長315メートル、地上高37メートルの大迫力は健在です。

デカすぎて住宅地の上にせり出しているように見えます。

実際はパネルが奥側にあるのですが、遠近感がバグるデカさ。

路地に入ると真下からの様子を確認できます。

中空構造になっており、あらゆる軽量化によってアークが支えられています。

西側の安八町体育館から見ると、真横からのソーラーアークが楽しめます。

全長に対して奥行きは短く、まさに「壁」といった印象を受けます。

一時期は太陽光発電の仕組みや環境問題への取り組みのため、施設内見学も開かれていたようです。

現在は重機が入り込んで解体真っ只中のため、これ以上近付くことはできません。

300メートル越えの珍スポットに出会う機会はなかなかないと思います。

完全に取り壊されてしまう前に、見納めしておきましょう。

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