巨大ピラミッドが独創的な岐阜県高山市の美術館【光ミュージアム】がゴージャス過ぎる

巨大ピラミッドが独創的な岐阜県高山市の美術館【光ミュージアム】がゴージャス過ぎる

こんにちは!ハリボーです。

岐阜県の観光名所といえば真っ先に『高山』が思い浮かぶ方も多いでしょう。

風情ある街並みや飛騨高山温泉などが人気のエリア。

しかしながら由緒ある観光地の陰に潜む穴場スポットも忘れてはいけません。

今回は比較的マイナーながら、あまりにも立派過ぎる美術館『光ミュージアム(ひかるミュージアム)』を訪れました。

ゴージャス過ぎる美術館『光ミュージアム』とは

岐阜県高山市の市街から少し離れたのどかな場所にそびえ立つ古代エジプト風の建造物

光ミュージアムはあまりにも巨大なため、怪しい雰囲気すら感じます。

施設が広すぎて初見では入口の場所がよくわかりません。

一旦坂を上り、東京ビッグサイトみたいなゲートをグルっと回って正面入口へ。

正面入口方向から眺める光ミュージアム。

階段を下った先の地下が入口です。

奥に展望台のようなものが見えますが、美術館のシンボルであるピラミッドの先端です。

ゲートから階段を下り切るまで結構な距離があります。

館内に入る前から迷路です。

アクセス

光ミュージアムは岐阜県高山市中山町にあります。

JR高山駅からは北西方向に約3キロ。

JR岐阜駅からは高速経由で約1時間45分。

関駅からは約1時間20分です。

営業時間

毎週火・水が休館日。

また冬期間(12月~2月)は休館です。

開館は10時~17時です。

※2022年9月現在の情報です。

入館料金

大人900円です。

光ミュージアムの見どころ

入館する前から驚きの連続の光ミュージアム。

施設内に入ってからも圧巻の凄さです。

ゴージャス過ぎる『地下通路』

地下3階の通路から総合案内へ向かいます。

長く伸びた地下通路は写真映えスポットとしても素晴らしい。

地上側には4体の石像が並んでおり、地下通路真ん中あたりで振り返ると幻想的な風景が撮れます。

まさに『光ミュージアム』の名前の通り、光彩を活かした壮大なアートです。

施設内の撮影箇所はひとつひとつ決まられており、パンフレットで確認が必要です。

基本的には展示作品のアップはNG、館内の風景はOKとなっています。

美術館のシンボル『光のピラミッド』

光ミュージアムのシンボルは巨大ピラミッド。

天井から太陽光が差し込む広大で美しい空間です。

真下のエリアは『ピラミッドホール』と呼ばれ、点在している芸術作品を観覧することが可能です。

地下から空高く伸びるピラミッドは大迫力です。

球技ができそうなほど広大なドーム空間の真ん中には噴水広場があります。

建物だけで充分魅力がありますが、展示品も見どころがたくさんあります。

年代・場所を問わない幅広さが特徴的です。

特別展『古代エジプト展』

2022年6月11日~9月5日の期間中は特別展『古代エジプト展』を開催中。

ツタンカーメン王の黄金マスクが輝いています。

以前ミイラ展の紹介記事でも取り上げましたが、古代エジプトの死生観から学ぶことは多いです。

生命との向き合い方を考える貴重な機会と言えます。

古代の大スケールを感じる実物大の『恐竜』

地下1階の吹き抜け広場『サンクンガーデン』では恐竜の実物大模型が展示されています。

石川県で発見された『カガリュウ』は推定6~10メートル。

目の前にするとかなりの威圧感と迫力を感じます。

しかも恐竜は2頭います。

福井県で発見された『スギヤマリュウ』です。

こちらも13メートルと巨大。

カガリュウのような肉食恐竜とは異なる植物食恐竜です。

ゴッホの名画『洗濯をする農婦』

展示されている美術作品として最も知名度が高いのはゴッホの『洗濯をする農婦』だと思います。

西洋絵画コレクション展に展示されています。

以前はイギリスのナショナルギャラリーやフランスのオルセー美術館を巡った記事でもゴッホを取り上げました。

『洗濯をする農婦』はゴッホ初期の作品で、ゴッホ独特の油彩が観覧者を惹きつけます。

作品単体の写真はNGですので、ぜひ美術館でご覧ください。

中庭から眺めるピラミッド

地上へ進んだ後はピラミッドを外側から見ることができます。

光の空間を作り上げていたピラミッドは外から見ても大迫力。

「のぼらないでください」との注意書きもありました。

好奇心旺盛な子供は上りたくなっちゃいそうです。

光ミュージアムは何故こんなに豪華なのか

本記事では光ミュージアムの素晴らしさを紹介しました。

しかし、どうしてここまで豪華絢爛な美術館が高山市に建設されたのでしょうか。

巨大ピラミッドなどはちょっと怪しい雰囲気も感じます。

運営は新興宗教団体だった

実はこの光ミュージアム、崇教真光(すうきょうまひかり)という新興宗教団体が運営しています。

高山市に本部を置く新宗教が考古学と美術をまとめて建造した施設が光ミュージアム。

ここまで知ると豪華過ぎる施設からは新興宗教の経済力を感じます。

美術品は怪しいものではなく普通に凄いので、穴場の施設として訪れるのは良いと思います。

(Visited 356 times, 1 visits today)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です