こんにちは!ハリボーです。
富山市には面白い施設がたくさんあり、中にはレトロ系の施設も多いです。
今回はレトロ系の珍名所を探索に行ってみました。
コンパクトシティ・富山
富山市はコンパクトシティと呼ばれ、主要な施設がすべて街中にまとまった構造をしています。
ライトレールに乗ればすぐに買い物や用事を済ませることが可能な便利な街です。
まちづくりの点では一種のロールモデルにもなっています。
コンパクトシティとは裏を返せば街中から離れたら一気に田舎になるということです。
街中からちょっと離れただけで、令和になった今でも昭和レトロの風景をいっぱい見かけることができます。
珍スポット好きにはたまりません。
廃自販機マニア必見『自販機センターピッコロ』
先日見かけたのはこちらの施設です。
外観には何も書いてありませんが、調べてみるとどうやら「自販機センターピッコロ」という自販機好きの間では有名な建物らしいです。
富山市中川原にあります。
主要道路に接しており、車に乗っていると注意しないとすぐに通り過ぎてしまいます。
周囲にはアパートや商店がいくつかあり、さびれた町中にあるわけではありません。
屋外に2台、屋内に3台で合わせて5台の自販機があります。
「自販機センター」という名前の割にはあまり多くはありません。
さらに、屋内の3台のうち稼働していたのは1台だけで、残り2台は廃自販機です。
現役稼働しているのは屋外2台と屋内1台の合計3台。
屋内で唯一稼働していたのは赤色の飲料自販機です。
屋内2つの廃自販機のうち、1台はカップヌードルの自販機でした。
年季が入り過ぎていて動きそうもありません。
残る1台ですが、こちらは元々何を売っていたのかすらわかりません。
取り出し口にはビニール袋が大量に詰め込まれていました。
ちょっと怖いです。
自販機センターピッコロの内装と雰囲気
自販機センターピッコロの内装はボロボロの壁にラクガキだらけ。
なかなかの廃墟感があります。
おびただしいラクガキとなぜか大量にある椅子が雰囲気を作っています。
机のようなものはもしかしてインベーダーゲームの台でしょうか。
SEGAのロゴも確認できました。
私は実際に使ったことがないので詳しくはわかりません。
なぜか落書きのクオリティが高かったです。
コメントにもジョーズとかけて「上手」って書いてあります。
昼間に来たから屋内はもちろん周囲にも歩行者は誰もいませんでした。
夜中になったらどうなるんでしょうか。
夜な夜なパーティが開催されているのかもしれません。
勇気のある方や珍スポット大好きな方、廃墟マニアの方などはぜひ。
2021.3月追記
再び自販機センターピッコロに立ち寄ってみました。
この2年弱で外観が大きく崩れています。
ひさしが落ちています。
内部は大きな変化はありませんでした。
落書きはともかくとして、汚れやゴミなどはさほど目立たないことからちゃんと管理されているようです。
ビニール袋が大量に詰め込まれていた例の自販機は、大半が取り除かれて少し綺麗になった印象です。
意外と利用者が多いのかもしれません。
富山の他の珍スポット一覧はこちらです。