工事中の富山駅で大実験!南北仮通路の開通で地下通路と比較してどのくらい時間短縮したか測ってみた

工事中の富山駅で大実験!南北仮通路の開通で地下通路と比較してどのくらい時間短縮したか測ってみた

富山駅南北仮通路とは

こんにちは!いまだにポケモンGOにハマっているせいで5kmくらいなら余裕で歩いてしまうハリボーです。

富山駅の開発がどんどん進んでいます。

2020年春には富山駅北ー岩瀬浜を結ぶ富山ライトレールと、富山駅から富山大学、南富山を結ぶ富山地方鉄道が接続する予定です。

富山駅での乗り換えが無くなることで便利になりそうですね。

そんな富山駅ですが、2019年の4月21日に「南北仮通路」が完成しました。

実はそれまで、富山駅の南北を通過するのはとても大変でした。

跨線橋を越えるか地下通路を通るか、必ず上下移動をしないと通れなかったのです。

富山駅は南口周辺に飲み屋や商業施設が集まってますが、北口側には重要な観光スポットである環水公園があり、両方に行く場合は富山駅を越えなくてはなりません。

仮通路の開通によってこの煩わしい上下移動がようやく解消されたのです。

こちらの仮通路も2020年春に正式に通路になります。

素晴らしいことに南北仮通路は改札前の通りを一直線に抜けることができます。曲がりくねった移動が必要な地下道とは大きく違います。

この仮通路によってどの程度時間が短縮できるのか、実際に歩いてストップウォッチで測ってみます。

今回実験するルートの概要

こちらは富山駅にあった地図から作った即席マップです。

南北にあるタクシー乗り場をスタート、ゴール地点とします。

このマップの時点で明らかに仮通路ルートが短いですが、いったい何分短縮されるのか。

実際に歩いてみた

それでは早速歩いてみます。

まずは昔ながらの手段、地下通路から。

地下通路の測定タイム

北口タクシー乗り場にある北1番出口から地下へ降ります。

地下はかなり広いです。

空いているホールを通り抜けます。

数段の階段を昇ったら、南北にのびる長い地下通路を進みます。

結構長いのでひたすらまっすぐ歩きます。

この地下通路、ちょっと前までものすごい人通りだったのですが、南北仮通路の開通によって非常に閑散としています。

明らかに仮通路を通った方が早いので、わざわざ地下を使う人はなかなか珍しいようです。

そして南2番出口から地上へ脱出します。

地上に出たらすぐに南口タクシー乗り場前です。

到着しました。

気になる時間は・・・

3分13秒!でした!

歩いてみた感じでは5分くらいの感覚でした。

どうしても閉塞感があって景色の変わらない地下通路を歩くので、かかった時間以上に歩いた気分になります。

南北仮通路の測定タイム

続いて富山駅南北仮通路を通って時間を測ってみます。

先ほどと同様にタクシー乗り場からスタートです。

歩く速度が先ほどと変わらないよう、一定速度で気を付けて歩きます。

新幹線改札、あいの風とやま鉄道の改札の前を通ってまっすぐ北に向かいます。

地下通路と対照的にかなり人通りが多いです。

仮通路を抜けて、北口のタクシー乗り場に到着しました。

気になる時間は・・・

1分36秒!

かなり短縮できました。

地下通路でかかった時間が3分13秒なので、ほぼ半分。

上下の移動が無くなっただけでもかなり助かるのに、時間も半減。

南北仮通路開通の効果は素晴らしいですね。

もちろん、静かな人通りの少ない道を通りたい方は地下通路を使うのも良いと思います。

今回はタクシー乗り場の往復でしたが、そのまま進めば信号をショートカットできる利点もあります。

選択肢が増えたことは良いことですね。

富山観光の参考になれば幸いです。それでは。

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