日本一の落差500メートルの滝!立山連峰入口で富山の四季を彩る【称名滝】と【ハンノキ滝】に行ってみた

日本一の落差500メートルの滝!立山連峰入口で富山の四季を彩る【称名滝】と【ハンノキ滝】に行ってみた

こんにちは!ハリボーです。

5月に入り過ごしやすい気候が続くこの頃。

いまだ積雪が残る富山の山間部では、この時期にしか見ることができない幻の滝が存在。

季節限定の滝を見に立山連峰のふもとへ行ってみます。

称名滝を見たい!

幻の滝の名前はハンノキ滝

ハンノキ滝は落差日本一で有名な称名滝の隣に春先限定で出現します。

称名滝は350mですが、ハンノキ滝は約500mもの落差。

常に存在している滝ではないため日本一の落差とは認められていないとのこと。

そんな2本の滝のコラボレーションを味わいに行ってみます。

称名滝・ハンノキ滝の行き方

称名滝へのアクセスは時期・時間が限定されており注意が必要です。

称名滝・ハンノキ滝のアクセス

称名滝は立山黒部アルペンルートの側道にあります。

アクセス可能な時期・時間

称名滝は冬季、積雪のため交通規制がかかっており近づくことができません。

道中にある「桂台料金所」から称名平駐車場までの区間は「称名道路」と呼ばれており、例年5月上旬から11月下旬まで通行可能となります。

2021年は4月28日より開通しました。

称名道路の最新情報は富山県HPにて公開されています。

通行時間、気象条件による通行規制にも注意が必要です。

〇通行時間:

  • 7:00~18:00(例年5月上旬~6月、9~11月)
  • 6:00~19:00(7~8月)

〇通行規制:

  • 連続雨量70mm、時間雨量30mm/h、風速30m

称名平駐車場から称名橋・ハンノキ滝へ

称名道路を登った先、称名平駐車場がスタート地点です。

ここまでは自家用車でアクセス可能です。

富山地方鉄道立山駅からのバスもあります。

駐車場の周りには称名滝展示館やレストハウス称名など観光の拠点となる施設があります。

私が訪れたのは5月はじめですが、山肌には雪がしっかり残っていました。

気温は昼間でも5度程度と平野部よりかなり寒いです。

こちらが称名滝付近全体の簡易マップです。

駐車場から称名滝の展望スポットである称名橋まで1.2km。

15分程度歩きます。

歩行者専用道路がきちんと整備されているので、登山靴が無くてもスニーカーなどで問題なく行けます。

崖を切り開いた歩道を進んでいくと、早くもハンノキ滝が正面に見えます。

称名滝は岩に隠れています。

途中には大日岳登山口があります。

ここから7kmの登山道を登ると標高2,501mの大日岳山頂。

挑戦する場合は入念な準備が必要です。

称名滝・ハンノキ滝に到着!

称名橋から眺める称名滝とハンノキ滝

称名橋からは称名滝・ハンノキ滝を間近で観察することができます。

向かって右側のハンノキ滝は非常に高い地点からほぼ一直線に落下していることがわかります。

称名滝は4段に分かれており、第1段から落差は40m、58m、96m、126m。

一番下の第4段が一番大きいです。

滝壺は深い雪に覆われています。

滝壺から流れてくる称名川の水の綺麗さ・透明さに思わず目を奪われます。

『称名滝展示館』で地学を学ぶ

駐車場付近にある称名滝展示館では模型などで情報が公開されています。

こちらの滝の模型がとてもわかりやすいです。

称名滝は季節によってさまざまな姿を描き、夏には生い茂る緑、秋には紅葉が綺麗に滝を彩るとのこと。

春限定のハンノキ滝を含め、まだまだ見どころが多いです。

巨人の歯形に見える崖『悪城の壁』

称名滝と少し離れますが、道中で外せないポイントが悪城の壁(あくしろのかべ)です。

称名道路の中間地点あたりに、高さ500m・総延長2kmの巨大な壁がそびえ立っています。

巨人にかじられた歯形のような不思議な削られ方をしています。

悪城の壁の「悪」とは「恐ろしくて人を引き寄せない」という意味とのこと。

名前通りの大迫力です。

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