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こんにちは!デザイナーの端くれの端くれ、ハリボーです。
今回はデザイン好きなら憧れの聖地に行ってきたときのお話です。
一生で一度は行きたかった芸術の中心、ルーブル美術館です。
フランス・パリにある『ルーブル美術館』
フランスの首都、パリのルーブル美術館は世界一有名かつ世界一の入場者数を誇ります。
美術館としての規模もワールドクラス。
ルーブル美術館の入場方法
基本的に土日は非常に混雑するので、事前に時間指定チケットを予約しておくことが大事です。
そして入口がなかなか分かりにくい。
ルーブル美術館に入場するためには、ルーブルピラミッドから一旦地下に降りる必要があります。
写真などでも有名なルーブルピラミッドが美術館全体の入口です。
入口では荷物検査があります。
ドゥノン翼・シュリー翼・リシュリュー翼
ルーブルピラミッドから地下に降りると、ドゥノン翼・シュリー翼・リシュリュー翼の3方向に入口があります。
ルーブル美術館において「翼」は観覧エリアを指します。
それぞれの入口で事前に購入していたチケットを使って入場します。
私は最初にモナリザを見るためにドゥノン翼から入場しました。
ルーブル美術館の回り方
ルーブル美術館はとにかく広いです。
じっくり見て回ったら1日では終わりません。
館内がとにかく広いので、ある程度は見たいポイントを絞っていく必要があります。
館内のマップも事前にダウンロードしておくといいでしょう。
こちらのサイトからダウンロード可能です。
気を付けたいのが館内では割と携帯電話が圏外になりがちなこと。
入場してからでは情報を入手し辛いので、事前に行くべきポイントと場所をメモしておくのが重要です。
私は最低限押さえておくべきポイントと自分の興味のあるエリアだけはチェックしていきました。
それでも何度か迷いました。
ダ・ウィンチの名作『モナリザ』
ルーブルの一番人気はレオナルド・ダ・ヴィンチの『モナリザ』です。
モナリザはドゥノン翼の入口から入ると最短でアクセス可能です。
私は土曜日の朝10時に入場したのですが、一直線にモナリザに向かいました。
その結果、15分程度の待ち時間で済みました。
かなり短い方です。
15分並ぶとモナリザの目の前まで辿り着けました。
教科書で見る姿そのまま。美しいです。
そして目の前にして実感するのはサイズ感。
モナリザは77cm×53cmという大きさで、他の大きな絵画に比べるとかなり小さく感じます。
黒い長髪と優しい笑顔、そして輪郭がちょっとぼやけた感じの印象が特徴的ですね。
列はどんどん長くなっていくので、あまり長居はできません。
古代ギリシアの女神『ミロのヴィーナス』
続いてこちらも必見ポイント。
両腕のない女神、ミロのヴィーナスです。
こちらはモナリザほど混雑していなかったので、ゆっくりと鑑賞することができました。
前後左右、いろんな角度から眺めることができます。
両腕のない姿ゆえに美しさが際立っているともいわれています。
高さは約2mとかなりの長身。
近くで見ると美しいだけでなく意外と迫力があります。
美しき翼『サモトラケのニケ』
見どころ盛りだくさんのドゥノン翼ですが、「サモトラケのニケ」も外せません。
ギリシャ神話に登場する女神ニケの像です。
両翼がとても美しい。
こちらは階段の上にあるので、見上げるような形で鑑賞することになります。
今まさに飛び立とうとしているかのような、見た人を独特の世界に惹き込む魅力を持っています。
ドラクロワ『民衆を率いる自由の女神』
フランス革命を描いたドラクロワの作品も必見。
国旗を片手に民衆を鼓舞する女神の姿からは、女性ならではの強さ、美しさが溢れ出ています。
自由を求めて戦った凄まじい歴史が作品の中に詰まっています。
フェルメール『レースを編む女』
フェルメールといえば「真珠の耳飾りの少女」など、繊細で鮮やかな女性を描いた作品が特徴的です。
ルーブル美術館にあるのは「レースを編む女」。
優しそうな女性の姿を切り取った印象的な作品です。
わずか20cm程度の小さなキャンバスに、細部まで精密に仕上げています。
ルーブル美術館の鑑賞を終えて
いくつかの作品を紹介しましたが、とても全ての作品は紹介しきれません。
私はかなり早く歩いて半日程度でなんとか見たいポイントを一通り回ることができました。
鑑賞後はミュージアムショップでお土産を買うこともできます。
お腹が空いたら館内にカフェもあるので、軽食で休憩も可能です。
本場のフランスパンを使ったサンドイッチが美味しかったです。
また、帰るときに見逃したくないのは逆ピラミッド。
採光窓としての役割をもちつつ、上部にある逆ピラミッドと下部にある石のピラミッドが向き合ったようなデザインをしています。
それぞれのピラミッドは接続されておらず、わずかに離れていました。
訪れた人に有無を言わせぬ感動を与えてくれるルーブル美術館。
まさに夢の世界でした。
イギリスの巨大美術館「ナショナルギャラリー」の紹介記事はこちら。