中国製スピーカーが爆音限定だったので可変抵抗を使ってボリューム調整機能を追加してみた

中国製スピーカーが爆音限定だったので可変抵抗を使ってボリューム調整機能を追加してみた

格安ジャンク品スピーカーを入手

持ち運べるスピーカーは便利です。

電源の無い環境でも好きな音楽を楽しむことができ、屋外やアウトドア時にも重宝します。

イヤホンと違い、皆で音楽を共有できる点も良いです。

先日ハードオフで格安の小型音楽プレイヤーを入手しました。

価格は驚異の100円

「MADE IN CHINA」の表記があります。

SDカードから音楽を流すことができ、再生時にLEDでカラフルに光ります。

良いものを手に入れた!…と思っていたのですが、使ってみて問題が発覚。

ボリュームが調整できない

スピーカーの音量調節機能が付いておらず、常に爆音で音楽が流れます。

スイッチ回りは電源ボタン、SDカードスロット、充電用USB端子、音楽のスキップボタン、のみ。

スキップボタンを長押ししたり連続押ししたり、考え得る手段を試してみましたが、やっぱり爆音

直径7センチほどの小型スピーカーながら、信じられないほど音が響きます。

ボリュームを下げるための工夫

スピーカー面を床側にして置くと、振動が減って少しは静かになりましたが、それでも近所迷惑レベル。

とても使い続けることができません。

ボリューム調整機能の追加方法

爆音限定ではさすがに使えないので、ボリューム調整機能を後付けします。

まずはキャップのネジを2か所外して回路を確認。

趣味の電子工作で余っていた可変抵抗を使います。

スピーカーは基本的に、抵抗を増やして電圧を下げれば音が小さくなります。

というわけで、スピーカー電源ラインを切断。

電圧5V、電流は数mA程度ですので、1kΩの可変抵抗ならおそらく充分。

ちょっと大き過ぎるかもしれません。

切断したスピーカー電源ラインに半田付けし、短絡故障防止のため熱収縮チューブで保護します。

これでボリューム調整機能の追加は完了です。

さっそく試してみましょう。

機能の確認

効果を確認します。動画の音量にご注意ください。

可変抵抗のツマミ調整で、ボリュームが調整できるようになりました。

常時爆音だったスピーカーが、まともに使えるように。

音質に関しても、特別悪くなることもなく変化ないように感じます。

ジャンク品スピーカーを購入する際は、可変抵抗も併せて用意すると良いでしょう。

本サイトではDIY電子工作を多数紹介しています。

(Visited 1,864 times, 1 visits today)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です