目次
本記事で学べるもの
- LINEスタンプ作成の流れ
- LINEクリエイターズマーケットの登録方法
- 自作スタンプのアップロード
※2020年7月現在の情報です。
LINEスタンプは誰でも作れる
こんにちは!
お絵描きしまくっていたらいつの間にか自作LINEスタンプが2ケタになっていたハリボーです。
実はこのLINEスタンプ、誰でも簡単に作れるのです!
決してイラストが上手な方だけが作っているわけではありません。
神絵師の方ももちろんいますが、絵に自信がなくてもアイデアひとつで売れるスタンプは作れるのです。
というわけでLINEスタンプの製作方法を順を追って解説していきます。
LINEスタンプ作成に必要なもの
- LINEアカウント
- イラスト(最低8個+メイン画像+タブ画像)
以上です。
高価なアプリなどは必須ではありません。
無料ではじめることができます。
イラスト(スタンプ画像)を作ろう
LINEスタンプは通常の「スタンプ」から「アニメーションスタンプ」、「カスタムスタンプ」や「メッセージスタンプ」などがあり、
さらに「絵文字」や「着せ替え」なども作ることができます。
今回は第1弾として通常の「スタンプ」の製作方法を紹介します。
必要なイラストの数
LINEのガイドラインによるとイラストの必要数は以下の通りです。
イラスト(スタンプ画像)は8個、16個、24個、32個、40個の5種類から選ぶことができます。
メイン画像とタブ画像はそれぞれ1個ずつ必要です。
タブ画像とはトークルームでスタンプを選択するときのアイコンのような画像のことです。
メイン画像はスタンプショップなどで一番左上にある大きな画像を指しています。
イラストの作り方
サイズとフォーマット(PNG)さえ合っていれば、どのように作っても大丈夫です。
例えばWindowsのペイントやスマホのお絵描きアプリでも大丈夫です。
「Adobe Photoshop Sketch」など良質なスマホお絵描きアプリが増えましたね。
筆者の場合、初期はWacomペンタブ+ArtRage、最近はSurface Go+Adobe animate/illustratorです。
ちなみにこちらが私のスタンプです。
私の普段の絵柄はこんな感じです。
参考にしていただけたら幸いです。
LINEクリエイター登録をしよう
続いてLINEスタンプを申請するための環境を整えます。
LINE Creators Marketからクリエイター登録を行います。
「登録はこちら」を押します。
LINEのアカウントでログインします。
事業形態(法人or個人)、会社名などを入力します。
必須項目を全て入力したら「確認」→「登録する」と続きます。
登録後に届くメールのURLをクリックしたらクリエイターズ登録は完了です。
LINEスタンプの新規作成
イラストの準備、LINEクリエイターズマーケットへの登録が終わったら、続いてイラストをLINEスタンプとして登録します。
スタンプの表示情報入力
LINEクリエイターズマーケットから「新規登録」ボタンを押し、まずはスタンプの詳細を入力します。
スタンプのタイトルと説明文は英語必須、日本語はオプションです。
英語といっても1行で大丈夫です。
続いてクリエイター名、コピーライト、プライベート設定、販売エリアを選択します。
時期によって企画への参加/不参加を選択できます。
ライセンス証明は自分のサイト等があればURLを張り付けておきます。
スタンプ画像のアップロード
表示情報の入力が終わったら、スタンプ画像のアップロードです。
イラストのサイズやフォーマットを間違えているとアップロードするときに忠告が出ます。
最小の8個でアップロードした場合は以下のようになります。
タグの設定
それぞれのスタンプにタグを設定できます。
タグは「OK」「ありがとう」「了解」など基本的な言葉の一覧から選ぶことができます。
自主的にタグを設定しなかった場合は自動的にタグが割り振られます。
価格情報の設定
さらにスタンプ価格を設定します。
通常のスタンプであれば120円、240円、360円、480円、600円の5種類から選択可能です。
LINEスタンプの申請
全て設定が終わったら一度「プレビュー」を押して確認しておきましょう。
透過のミスなどは気付きにくいですが、背景色を変更するなどして申請前に出来る限りチェックします。
一通り確認が終わったら、「リクエスト」を押して申請します。
以下は申請済みの画面です。
ステータスが「審査待ち」になっています。
LINEクリエイターズマーケットから申請完了のLINEが届きます。
これで申請は完了です。
あとはLINEからの承認を待ちましょう。
この期間はLINEの内部の方が申請したスタンプがガイドラインに則っているかを審査しています。
時期によって審査にかかる時間は1日~1週間ほどのバラツキがあります。
スタンプが却下(リジェクト)された場合
スタンプは一発で承認されるとは限りません。
細かいミスなどでガイドラインに引っ掛かることがあります。
私も今まで何度も却下(リジェクト)されたことがあります。
却下された場合は次のようなメッセージが届きます。
こちらは漢字の間違いと、「ハイター」という固有名詞が知的財産権に引っ掛かるという理由でリジェクトされました。
リジェクトされても諦めずに修正して再申請しましょう。
よほど根本的な却下理由がない限り、きちんと修正したら2回目の申請は通ります。
スタンプが承認された場合
スタンプが無事に承認されたら、リリースして売り出すことが可能になります。
「リリース」のボタンを押してから数分後にはLINEスタンプショップで検索したら出てくるようになります。
なお、自分で作ったスタンプを自分が使いたい場合でも購入する必要があります。
自分だけのスタンプを作るもよし、本気で売れるスタンプを作って稼ぎまくるもよし!
創作意欲をガンガン燃やしていきましょう!