こんにちは!ハリボーです。
岐阜県の東濃地方は『やきもの』の郷として有名。
道の駅「志野・織部」などで東濃地方の陶磁器「美濃焼」が販売されています。
やきものの凄さは生産量だけでなく、デカさにも表れています。
今回は瑞浪市にあるという世界一巨大な「こま犬」を見に行ってみます。
世界一の『こま犬』とは
岐阜県南東部に位置する瑞浪市。
中山道の宿場町「大湫宿(おおくてじゅく)」および「細久手宿(ほそくてじゅく)」があった歴史ある街です。
古い伝統を持つ美濃焼は市民の宝。
陶磁器の魅力を発信すべく、市内には巨大モニュメントが立ち並びます。
こま犬のアクセス
世界一こま犬があるのは、瑞浪市陶町大川。
中央自動車道瑞浪ICより25分です。
JR岐阜駅からは車で約1時間30分。
関駅からは約1時間です。
こま犬駐車場
「こま犬」の200メートル南に駐車場があります。
「こま犬駐車場」という、そのまんまの名前。
ギネス認定のこま犬
駐車場から北へ向かうと、まず見えてくるのは「八王子神社」です。
立派な鳥居の奥に階段が伸びていますが、こちらは目当ての場所ではありません。
鳥居をくぐらず、通過した先に「世界一のこま犬」があります。
手入れされた庭の奥に、大きな焼き物の影が。
世界一のこま犬です。
高さ3.3メートル、使用粘土は計15トン。
近くで見上げると迫力がさらに増します。
向かって右が「阿(あ)形像」、左側が「吽(うん)形像」です。
平成2年(1990年)に製作されたという巨大こま犬。
地元の方々約1,000人が集結し、半年以上に渡る制作活動により生まれたそうです。
こま犬は平成11年にギネスブック認定、見事に『世界一』の称号を手にしました。
製作過程はパネルならぬ、「焼き物の壁」に描かれて紹介されています。
冬には1万個の電球を使ったイルミネーションで彩られるとのこと。
市民に愛されるランドマークです。
世界一の「茶つぼ」も
世界一のこま犬から徒歩5分の距離には、もうひとつ巨大モニュメントがあります。
高さ5.4メートル、直径4メートルの「豊穣の壷」は、使用粘土32トン。
こちらもギネス認定、文句なしの「世界一」です。
平成11年(1999年)に完成。
どこから見ても、とにかく巨大。近付くともはや壁です。
上の方はまったく見えません。
圧倒的なサイズ感はもちろん、細部まで丁寧に作られた姿からは製作者たちの気合を感じます。
ぜひ近くで大迫力を味わいに行ってみては。