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未来を担うドローン
こんにちは!ハリボーです。
バスやトラックの運転手不足が連日のように報道される昨今。
「物流2024年問題」と呼ばれ、人間に依存した流通が成り立たなくなる日も近いようです。
代替手段として期待されているのがドローン。
ネット通販大手のAmazonでもテスト飛行が行われ、航空輸送が身近な存在になるかもしれません。
そんな期待を背負ったドローンですが、意外にも岐阜県ののどかな里山にも博物館があります。
「ドローンミュージアム&パークみの」です。
ドローンミュージアム&パークみの
ドローンミュージアムは2021年11月にオープンしたばかりの新しい施設。
100台を越えるドローンの展示と初心者でも楽しめる飛行体験が魅力です。
アクセス
美濃市曽代にあります。
美濃市運動公園のすぐ隣です。
入場料
見学は無料です。
ドローン体験はコースによって料金が異なるようです。
さまざまなドローン
館内にはさまざまな用途に合わせた数多くのドローンが展示。
中でも面白かったものを紹介します。
農薬散布用ドローン
最も目を引くのは1メートルを超える巨体ドローン。
農薬散布用ドローンです。
農薬タンクから続くチューブを辿ると、噴射口がプロペラの真下に繋がっています。
ダウンフォースによる拡散効果というメリットはドローンならでは。
まさしくスマート農業です。
すでに岐阜県内各所の農地で導入されているそうです。
競技用ドローン
時速180キロという超高速ドローンもあります。
スリムな形状が美しい競技用ドローンです。
極限まで軽量化されたボディには一切の無駄がありません。
動作時のピーク電流はかなり大きいですが、空力による冷却効果と僅か数分という短時間での決着から燃える心配はないとのこと。
ドローン特有の設計思想も非常に興味深いです。
プログラミングドローン
教育用のドローンもあります。
スマホやタブレットから操作可能なドローンです。
ドローンのプロペラの数に決まりはありません。
4つの機体や8つの機体など、いろいろなバリエーションがあって面白いです。
ドローン体験
体験教室でのドローン体験も本施設の魅力。
プログラミングの授業導入などの後押しもあり、子供たちに人気なようです。
子供向けの教室だけでなく、大人向けのドローン検定も実施されています。
2023年現在、100グラムを超えるドローンを飛ばすには国土交通省の飛行許可が必要です。
ドローンパークみのでは国交省認定のスタッフから講座を受けることができます。
エンタメ・輸送・農業と活躍が広がるドローンの資格は今後重要性が増すことでしょう。
トイドローンもお手軽に入手できる時代になりました。
ご使用の際は、ルールを守って安全に飛ばしましょう。
筆者も屋内用トイドローンを持っていますが、なんとなく家の外で飛ばしたら、そよ風で遥か彼方に吹き飛んでいったことがあります。