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こんにちは!ハリボーです。
富山県には多くの美術館があり、王道のガラス美術館やまるで珍スポットのような場所など色々あって楽しいです。
富山県の最東部、朝日町にもかなり珍しい美術館があります。
百河豚(いっぷく)美術館です。
まず名前が珍しいです。初見ではまず読めません。
百河豚美術館とは?
朝日町にある外観が特徴的な百河豚美術館。
ピラミッド型の建物と海上リゾートのような雰囲気が不思議です。
「百河豚美術館」という名前は初めて聞いたけど、広告等で外観は見覚えがあるという方もいるのではないでしょうか。
アクセス
富山県朝日町不動堂にあります。
入善の発電所美術館は3km程度とすぐ近くです。
営業時間
9:00~17:00、月曜休館です。
入場料
一般700円です。
ジョイフルカードのクーポン提示で500円です。
百河豚美術館の展示作品
百河豚美術館には朝日町出身の実業家、青柳政二氏が収集した古美術コレクションが展示されています。
「百河豚」という名称は河豚(フグ)料理を愛した青柳氏の号が由来です。
初見では読み方がわからない「いっぷく」も、安らぎの一服という意味を込めたようです。
館内の作品の写真撮影は禁止ですが、庭園での撮影は自由です。
コレクションは仏像、陶磁器、屏風、書など。
日本と東洋の国々の芸術文化を代表する貴重な作品が展示されています。
館内には喫茶コーナーもあり、コーヒーやハーブティーで「いっぷく」することもできるようです。
庭園は結構広く、美術品を眺めつつ一周ぐるっと散歩するのも楽しいです。
本館を囲む「いっぷく池」にはたくさんの鯉が。
橋を歩くとエサを求めてものすごい数が集まってきます。
百河豚美術館の周辺施設
百河豚美術館の周辺は多数の文化施設が集まっています。
隣には不動堂遺跡、道の向かい側には朝日町歴史公園があり、工芸体験などのイベントが開催される「なないろKAN」があります。
縄文時代の息吹が聞こえる『不動堂遺跡』
縄文時代中期のの住居跡が発掘された場所です。
竪穴住居が複数復元されています。
こちらの竪穴住居は17メートル×8メートルとかなり巨大。
中には入れませんが、のぞいてみると結構広くて快適そうでした。
出土した石器は隣接するなないろKANに展示されています。
朝日町のお土産や食事処が並ぶ『なないろKAN』
「あじわい館」「てづくり館」など7つの施設で構成され、レストランや土産物屋、陶芸体験やガラス体験もできる大型施設です。
朝日町の代名詞でもある巨大なヒスイの原石も。
ヒスイ拾いで有名な宮崎・境海岸(ヒスイ海岸)はここから北へ10キロほどです。
富山の珍しい場所が他にも気になった方は珍スポット情報をご参照ください。
富山県のお土産BEST3を選んでみた記事も併せてご覧ください。