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ヘンテコ杉の木『株杉』を見に行こう!
こんにちは。ハリボーです。
関市には多くの大自然が生み出す絶景がありますが、そのひとつに「株杉」があります。
株杉とは一般的な杉に比べて特異な伸び方をした杉の木の名称です。
巨木が放つケタ違いの迫力は多くの登山客の心を掴むそうです。
関市板取にある山の中で見ることができるとのこと。
というわけで、株杉見学に板取まで行ってきました。
関市板取の名所・21世紀の森公園
まずは株杉に関する情報施設がある21世紀の森公園へ向かいます。
関市屈指の観光地であるモネの池から北へ約20分。
岐阜駅からだと約1時間20分です。
21世紀の森公園に到着。
ひときわ目立つオシャレなログハウスが森林学習展示館です。
まずはこちらで杉について詳しく学びます。
施設内では杉の生態や加工技術などが楽しく学習できます。
いままで杉と言えば「スギ花粉」のイメージが強く、どちらかというとマイナスな印象でしたが、加工性から林業への貢献など人類に欠かせない存在であることがわかりました。
今回のメインである「株杉」は杉の中でも特異な伸び方をした杉。
21世紀公園周辺には推定寿命500年ともいわれる株杉が50株ほど群生しているとのこと。
さっそく実物の株杉を見学に行ってみます。
21世紀の森公園から蕪山を登ってみた
21世紀の森公園の駐車場にこちらの地図を発見。
看板の案内に従って、株杉見学から蕪山コースを歩いてみることにします。
いざ蕪山山頂へ!
森林学習展示館の奥から蕪山に向けて進みます。
登山者数のカウンターを発見。
1300人くらいでした。
きれいな湧水が流れており、夏でも涼しげな雰囲気です。
足元が濡れていることがあるので、スリップ注意です。
大迫力!ヘンテコ株杉の森
株杉の森に到着しました。
とても不思議な形状をした杉の木です。
1本だけではありません。
たくさんの株杉が群生しています。
それぞれの幹が太く、全体としてかなりの迫力を感じます。
まわりの木はまっすぐ伸びているのに、株杉だけはヘンテコな形状をしているのが面白いです。
幻想的な雰囲気すら感じられ、まるで童話の世界のよう。
蕪山頂上までの長い長い道のり
引き続き蕪山コースを進みます。
曲がりくねった山道をひたすら登ります。
途中で「谷道ルート」は危険のため、「自然観察道」を利用してくださいとの看板が。
この蕪山、登山初心者にとっては道がわかりにくい上に目印も少ないので、ルートを間違えて迷い込んでも気付かないリスクがあります。
暗くなったり雨が降ってきたりしたら相当危険。
頂上までの長い道のりを休憩しながらも急いで登ります。
激戦2時間の末にようやく頂上
果てしない道のりを走破し、ようやく蕪山の頂上に。
そこからは360度の大パノラマが広がっています。
蕪山山頂、標高1,069メートル。
片道約5km、およそ2時間あまりをかけて登り切りました。
達成感を味わいつつも絶景をゆっくり楽しむ。
頂上で一息、といきたいところでしたが、山頂標識の周辺にはハチの大群が。
山の恵みを受けて栄養満点なのか、やたらとハチがデカい。
危ないので落ち着いて写真を撮るヒマもなく、さっさと退散します。
周囲が暗くなる前に下界へ。
慌ただしい山登りになりました。
下山した後は関の名湯・板取川温泉へ
山登りで汗をかいた後は、温泉で疲れを癒します。
21世紀の森公園から車で3分の板取川温泉へ向かいます。
木材を贅沢に使用したゆったりとした空間が魅力。
露天風呂も大きく、のんびりと寛げました。
ほとんど貸切状態だったこともありがたかったです。
ちなみに板取川温泉は当日に蕪山を登頂すると100円割引となります。
この日は私を含めて3人登頂していたようです。
登山でひと汗かいた後の温泉は最高です。