20センチ積もったので北米風の「ブロック式かまくら」作りに挑戦してみた

20センチ積もったので北米風の「ブロック式かまくら」作りに挑戦してみた

関市で20センチの積雪

こんにちは。ハリボーです。

岐阜県関市は年に2~3回くらいドサッと雪が積もります。

2022年もそろそろ終わりという頃、その「ドサッ」がやってきました。

約20センチの積雪です。

これだけの雪があれば雪ダルマはもちろん、「かまくら」も作れそうです。

DIY技術を活かしてオシャレかまくらの建築に挑戦します。

完成イメージは「北米風ブロック式かまくら」

今回チャレンジするのは「ブロック式かまくら」です。

レンガのように固めた雪を組み合わせて作る建築方式。

北米の狩猟民族、イヌイットの方々が作る「イグルー」という住居が発祥です。

雪を固めてブロックを量産

まずはレンガに適した容器を選定し、雪を押し込んで固めていきます。

ブロックを適当なサイズの円形に並べ、交互に組み合わせます。

それっぽくなってきた!

2段目、3段目、4段目と重ねていくと、なんだかそれらしい形状に。

空いた隙間は柔らかい雪を押し込んで固めます。

ちょっと気になる点としては、壁が薄いことでしょうか。

4段目の途中辺りから、壁がグラつき始めました。

スコップを使って裾野を広げ、安定性を確保します。

ブロック式かまくら完成、と思いきや…

作業開始から約2時間、かまくら作りは6段目へ。

私の身長を超え、手が届くギリギリの高さになりました。

少しずつ先端をすぼめて屋根を作ります。

工程的にはもう一息で完成ですが、崩壊のリスクもある高難度作業。

集中力を取り戻すため、一旦休憩を挟みます。

約1時間後。

屋根が崩れ落ちていました。

やってしまった。

かまくら作りに挑戦(2回目)

屋根が崩れ落ちた原因は「壁の薄さ」及び「壁の密度」が原因と考えられます。

ブロックを作成時、私が行っていたのは体重を乗せて雪を固める程度。

本格的な「イグルー」の製造工程では、水や塩でガチガチに固めるのが主流です。

スカスカのブロックでは強度が不足し、自重に耐えられませんでした。

失敗の原因を振り返ったところで、かまくら作りは再スタート。

壁を分厚くしてコンパクトに

完全に崩れ落ちてはいないので、残骸を利用して再構築します。

反省点である壁の強度不足に関しては、そもそも壁が薄すぎたのが大問題。

内部のスペースを減らして約3倍ほど肉厚に作り直します。

さらに全体高さも変更。第1弾は高すぎました。

手が届くギリギリの高さで作業すると、どうしても精密な作業ができないものです。

身長よりやや低めのサイズに留めます。

コンパクト設計が功を奏し、再スタートから約1時間ほどで完成しました。

大人が十分に入れる空間があります。

なお、壁を補強しまくった結果、当初の目的のひとつが失われました。

北米風ブロック式かまくらではなく、見た目普通のかまくらになりました。

ランタンを吊るしてキャンプ気分

せっかく作ったのでアウトドア気分を味わうことに。

内部に仕込んだ園芸用支柱にランタンを吊るします。

日が暗くなると良い雰囲気になりました。

明日以降の関市は元旦まで晴れが続く見込み。

さて、あと何日持つでしょうか。

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