未来の巨大ターミナル!リニア中央新幹線の岐阜県駅が併設される『美乃坂本駅』を調査してみた

未来の巨大ターミナル!リニア中央新幹線の岐阜県駅が併設される『美乃坂本駅』を調査してみた

こんにちは!ハリボーです。

岐阜県を通る大動脈といえば東海道新幹線ですが、2027年にはもうひとつの大きな路線が開通予定です。

首都圏から山梨・長野・岐阜を通り中京圏を繋ぐ『リニア中央新幹線』です。

時速500kmを超える夢の超電導リニアモーター。

記事執筆時点で2022年ですので、2027年まであと5年でリニアに乗れると思うとワクワクします。

そんなリニア中央新幹線ですが、東京の品川駅、愛知の名古屋駅のほかにも沿線各県に駅が配置されます。

岐阜県駅はJR中央本線の「美乃坂本駅」に併設予定。

開業が迫る新しいターミナルの建設状況を調査に行ってみました。

リニア中央新幹線の岐阜県駅とは

品川駅と名古屋駅をわずか40分で結ぶリニア中央新幹線。

圧倒的なスピードを誇る新幹線ですが、沿線各県にも停車タイプの列車が運行されます。

岐阜県駅の候補地はJR中央本線主要駅の多治見・恵那・中津川などが挙げられましたが、中津川市の美乃坂本駅に決定。

付近には車両基地も建設される予定で、リニア中央新幹線のターミナル駅となりそうです。

美乃坂本駅のアクセス

美乃坂本駅は岐阜県中津川市千旦林にあります。

中津川駅と恵那駅の中間地点で、特急「ワイドビューしなの」は通過します。

JR岐阜駅からは自動車で約1時間30分、電車で約1時間40分です。

関駅からは自動車で約1時間10分です。

JR中央本線『美乃坂本駅』へ行ってみた

5年後の一大ターミナル『美乃坂本駅』の現状を見てみましょう。

2022年現在の様子です。

2022年現在の美乃坂本駅

駅舎の外観は昔ながらの造りといった雰囲気。

巨大な新幹線駅へと変貌を遂げる前触れは感じません。

ホームは島式1面2線のシンプルな構造。

快速電車で名古屋まで1時間10分と便利な駅です。

駅の北側を見てみると大量のクレーンを発見。

今まさに大工事がおこなわれています。

リニア中央新幹線は北側の広場を利用して造られるようです。

大量の土砂が確認できます。

閑散とした駅前広場

美乃坂本駅の駅舎正面はかなり閑散としています。

北側は大工事をしていますが、南側は昔ながらの街並み。

新聞店や理髪店などが立ち並びます。

通勤や通学で訪れる方が多い駅ですので、時間帯によっては混雑することも。

今後南側もリニアの影響で発展を遂げていくのでしょうか。

2022年現在のリニア建設状況

美乃坂本駅の西側にある踏切を渡って北方面へ。

踏切に「踏切廃止絶対反対!」の看板を発見。

新幹線駅が完成したら踏切どころか生活が一変しそうです。

新駅の工事は着々と進んでいる様子。

駅舎だけでなく車両基地も建設されることから、基礎工事は相当な大掛かりです。

巨大クレーンが6~7台は確認できました。

2022年6月に起工式がおこなわれたリニア岐阜県駅。

工期は2026年6月までとの記載が。

エリアによって多少の差はありますが、大体4年程はかかるようです。

各方面の路線敷設状況

東側・長野方面の盛り土も進んでいます。

超電導リニア方式ですので、通常の新幹線より大規模な線路が敷かれることでしょう。

立入可能な範囲内から撮影しています。

開通後は品川駅まで58分という驚異のスピード。

西側・名古屋方面も大きなエリアが開拓されています。

名古屋まではわずか13分。

現在の1時間10分から1時間短縮とリニアの凄さを感じます。

頑丈な基礎を固め、今後新しい駅舎や駅前広場などが造られていくことでしょう。

コンクリートの高架橋などが敷設されたタイミングでまた見てみたいです。

未来を予感させる工事現場

工事現場には未来を想像させる面白い遊び心も。

作業用のゲートがどこでもドアです。

まさしく未来へつながる場所を表現しています。

工事現場を見学にきた子供たちも喜ぶことでしょう。

リニア中央新幹線岐阜県駅の詳細

開業が待ちきれないリニア中央新幹線。

現在分かっている情報をさらに調査してみました。

岐阜県駅の名前は?

2022年現在、リニア中央新幹線岐阜県駅の名前は決まっていません。

いまだ仮称の「岐阜県駅」で呼ばれています。

せっかくなので当サイトでもいくつか予想してみます。

  • 岐阜東濃駅
  • 岐阜中津川駅
  • 美濃中津川駅
  • 東濃中津川駅
  • 新中津川駅

比較的新しい新幹線の駅名は「黒部宇奈月温泉」や「筑後船小屋」、「七戸十和田」など長い駅名になる傾向があります。

地域の要望を詰め込んだ結果ともいえます。

これらを踏まえても「岐阜」+「○○」という駅名の可能性は高そうな予感。

従って「岐阜東濃駅」が最有力候補ではないでしょうか。

岐阜県駅の構造は?

現在ではプラットホーム2面と副本線を有する高架駅となる予定です。

運行ダイヤは決まっておりませんが、東京から名古屋までノンストップの速達タイプがメインになると思われます。

よって停車タイプは本数が少なく、通過線を走り抜ける列車が大半と思われます。

東海道新幹線の岐阜羽島駅と似た扱いになることでしょう。

今回はリニア中央新幹線が開通予定の美乃坂本駅を調査しました。

これから岐阜県の一大ターミナルとして栄えていく場所かもしれません。

今後も時々建設状況を見に来たいと思います。

当サイトでは多数の岐阜県珍スポットを紹介しています。

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