捕まえたら懸賞金100万円!幻の生物『ツチノコ』が岐阜県東白川村に生息しているらしい

捕まえたら懸賞金100万円!幻の生物『ツチノコ』が岐阜県東白川村に生息しているらしい

こんにちは!ハリボーです。

世の中には都市伝説というものがありますね。

UFO、妖怪、そしてツチノコ

ツチノコといえば胴がやたら太いヘビとして有名。

2022年現在でも幻の生物のひとつです。

そんなツチノコの目撃情報が多いことで『つちのこ館』を作ってしまった村があるとか。

今回は岐阜県東部にある東白川村に行ってみました。

幻の生物を求めて「つちのこ館」へ

目指すは東白川村のシンボル「つちのこ館」です。

資料によって「つちのこ館」と「つちのこ資料館」という表記のゆれがありますが場所は同じです。

正確には「つちのこ館」という施設の2階に「つちのこ資料館」があります。

こちらがつちのこ館の外観。

つちのこのキャラクターがかわいいです。

つちのこ館のアクセス

つちのこ館は岐阜県加茂郡東白川村にあります。

JR岐阜駅からは国道41号を経由して約1時間30分。

関駅からは1時間強です。

一応記載しておくと、東白川村は世界遺産の白川郷とは全く別の場所です。100キロ程離れています。

つちのこ館の営業時間

営業時間は9:00~17:00。

定休日は水曜です。

※2022年8月現在の情報です。

つちのこ資料館の入場料

大人300円、小中学生100円です。

「あの『つちのこ』います!!」

つちのこ館の入口付近、とにかく気になって仕方なかった目立つ看板。

「つちのこいます!」と明記。

あれ、つちのこっているんだっけ?

私の記憶では未確認生物だった気がしましたが「います!」と書かれているからには、間違いなくいるんでしょう。

知らない間に捕獲されていたのかもしれません。

期待を込めて施設へ入ります。

施設内にはつちのこ関連のお土産がたくさん並んでいます。

つちのこグッズ、キーホルダー、ぬいぐるみ。

いろいろ見ていたら、お土産棚の隣にアッサリお目当てのモノがいた。

「このつちのこです!」との表記。

鋭い目線、太い首回り、そして特徴的な大きく膨らんだ胴体、間違いなくつちのこです。

人工芝の上にとても無造作に置かれています。

「やさしくもってね」との記載も。

幻の生物に触れて良いとは素晴らしいサービス精神。

皮膚はまるでゴムのような弾力、外敵から身を守れそうですね。

しかし首元のセロハンテープが痛々しい。戦いで負った名誉のキズでしょうか。

ちなみに顎の部分は若干スポンジがはみ出てしまっています。

いろいろな意味で衝撃的なつちのこです。

堂々としているというか、開き直っています。

つちのこ資料館を見学

幻の生物に触れた後は、2階のつちのこ資料館を見学。

2階に行く階段の途中にも籠の中につちのこが。

彼もまた首元にセロハンテープを巻く重傷を負っています。

つちのこは太い頭と胴回りという体型ゆえに首が壊れやすいという特徴があることが分かりました。

資料館はつちのこ目撃情報や捕獲が難しい理由など解説されています。

まさかの手書きポスター。

ものすごく作成に手間がかかっている、丁寧な作品です。

つちのこは漢字で「槌の子」と記載するようです。

つちのこの捕獲方法

受付で貰うパンフレットにはつちのこの捕獲方法についても解説してあります。

一度も捕獲した実績がないのに捕獲方法を記述できるのが不思議です。

資料館のポスター内には「なぜ捕まえられないのか」も詳細が述べられています。

目撃者は多いものの「腰が抜けるほどビックリした」「一目散に逃げた」など、迫力と威圧感で逃げてしまうことが原因のようです。

加えて2度目撃した者はいないほどの激レア生物。

捕獲難易度の高さが伺えます。

資料館の名物「つちのこ体験室」

つちのこ資料館のイチ押しスポットは「つちのこ体験室」です。

まず「つちのこ体験」という単語の存在が衝撃的。

内部は怖いくらいに暗いです。

時折光ったかと思えば、周囲を大量のつちのこに囲まれています。

レアさの欠片もない程に大量発生しています。

結構ビックリするので注意して臨みましょう。

嚙まないので大丈夫です。

つちのこ神社を参拝

せっかく東白川村を訪れたのでつちのこ関連の施設をもう少し巡ってみます。

周辺に「つちのこ神社」と「つちのこ公園」があるとのこと。

つちのこ神社のアクセス

つちのこ館より東に4キロほど離れた場所にあります。車で約10分。

車を停めて少し丘を登った先に「つちのこ神社」があります。

こぢんまりとした神社です。

賽銭箱の上にはかわいいつちのこの人形が設置されています。

神社の駐車場付近にはつちのこの手配書が。

「捕らえしものに賞金を賜わす」との記載があります。

懸賞金は以下の通りです。

  • 生け捕り…100万円
  • 亡骸…50万円
  • 写真…20万円
  • 皮…5万円

「Dead or Alive(生死問わず)」ではないんですね。

高額賞金首なのにすごい笑顔。

手配書の画像でこの余裕はつちのこと海賊王くらいでしょう。

最後はつちのこ公園へ

つちのこ神社のすぐ脇にあるつちのこ公園に立ち寄ります。

規模としては小さめで、バーベキューコンロが数台あります。

看板にはほのぼのしたイラストが描かれています。

つちのこ逃げてる。

つちのこ資料館での説明では「腰が抜けるほどビックリした」「一目散に逃げた」と表記されるほど獰猛な生物のはず。

子供にアミで追われるのはパフォーマンスでしょう。

その気になれば返り討ちにできるけど、あえてやらない余裕を見せつけています。

東白川村一大行事「つちのこフェスタ」

毎年ゴールデンウィークには「つちのこフェスタ」が開催されるとのこと。

村民総勢でつちのこ狩りをする一大行事。

幻の生物をこれだけ取り上げている市町村は非常にレアだと思います。

間違いなく珍スポットといえます。

しかし、つちのこ側としてはどうなんでしょうか。

一方的に追われまくったり賞金首になったり観光スポットとして扱われたり、なかなか散々な目に合わされている気もします。

叶うならつちのこサイドの意見もヒアリングしてみたいものです。

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