廃材だけで夏らしい0円ハンモックを自作してみたら軽く事故が起きた【DIY】

廃材だけで夏らしい0円ハンモックを自作してみたら軽く事故が起きた【DIY】

暑い季節に似合うハンモックがほしい!

今年も暑い季節がやってきました。

気温30℃を越える日が続く中、エアコンのない部屋にちょっと居るだけで汗まみれになります。

暑い中でも快適に過ごす方法をDIYの力で実現できないか。

そう考えたときに思いついたのがハンモックです。

バカンスのように暑さを楽しんでしまえば優雅に過ごせるのではないか。

今回はハンモックスタンドも含めてまるごとDIYしてみます。

廃材だけで0円ハンモックを作ろう!

今回用意した素材類

用意した廃材はこちら。

古い棚を分解したときに出た木材です。

端部が変な形状をしているので、切り落として整えていきます。

廃材の切断加工とジョイント作成

まずは剪定ノコギリで端部を切りそろえます。

一部は45度に傾斜を作って加工します。

ジョイント部分には強い応力が加わるので、木材だけでは少々心配です。

そこで園芸用支柱を加工してジョイントに使います。

約12センチ程度にグラインダーで切り落とします。

園芸用支柱はアルミ製。

アルミならそう簡単には折れないでしょう。

古いバスタオルで布地部分の製作

生地には古いバスタオルを使います。

ちゃんとしたハンモックの布を用意してもよかったのですが、あえて0円素材にこだわりました。

ロープを通せるように両端を折り返し、本返し縫いで手縫いします。

まあまあの長さがあるので1時間以上かかりました。

ミシンを使えばよかった。

夏らしいアクアブルーで木材の塗装

木材の表面がかなり汚かったので、アクアブルー色の塗料で表面を塗装しました。

この時点で塗料(1,600円)の価格がかかったので、0円ではなくなってしまいましたが…。

直接の材料ではないのでOKとします。

0円ハンモックで実際に寝転んでみた

余っていたポリエステルロープでバスタオルを取り付けて、0円ハンモックが完成しました。

ついでにオフィスチェアカバーを製作した際に余ったデニム生地も被せています。

なかなか快適そうです。

ちょっとポリエステルロープが細いのが気になりますが、さっそく座ってみます。

・・・。

ピシッ!!

・・・!

とてつもなく嫌な音が響きました。

ジョイント部分あたりから音が。

確認してみたところ、大きなヒビが。

体重を支え切れず、板の合わせ目で縦に割れてしまいました。

ひと座りで壊れた。あっけない。

やっぱり設計計算を一切していなかったのがマズかったでしょうか。

壊れてしまった0円ハンモックを補強する

3DCADによる構造の再検討と図面作成

失敗から3日後。

改めて設計計算をして、ハンモックの再製作をおこないます。

今度は3DCADも使ってキッチリ図面も書いていきます。

Autodesk Fusion360でモデリング。

しっかり設計しておくと、後々加工するのも楽になります。

追加木材によるハンモックの補強

木材はさらに追加で3本使用。

こちらを使って三角形のトラス構造を組むことで強度を大幅に改善します。

形状を整え、こちらもアクアブルーで塗装。

必要個所に電動ドリルで穴を空け、組み合わせて完成です。

0円ハンモックに実際に寝転んでみた(2回目)

いよいよ再チャレンジ。

補強版0円ハンモックに座ってみます。

相変わらずロープがちょっと細いですが…、設計上は問題ないはず。

いざ座ってみると、今度はガッチリとした安定感を発揮。

壊れることなく座れました!

まあ、当たり前なのですが…。

問題なく座れたので、ハンモックらしく寝転んでみます。

横になってゆらゆら揺れることもできるようになりました。

しばらく楽しみつつ快適にハンモックに揺られていると気付いたことが。

ハンモックはコタツ同様の魔力があります。

一度横になったら起き上がれない。

同じ姿勢でいるとすごく快適なのに、立ち上がろうとすると非常に面倒なのです。

結局ずっと横になってダラダラ過ごしてしまう。

かなりの時間、寝転んでいたような。

腕にロープの模様がつきました。

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