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清流長良川と水力発電所
こんにちは!ハリボーです。
岐阜県の最大の特徴といえば、なんといっても綺麗な河川。
木曾三川と呼ばれる一級河川の木曽川・長良川・揖斐川は、雄大な水の恵みを濃尾平野にもたらしてくれます。
生活用水としての利用はもちろん、各所の水力発電によって豊かな暮らしを支えています。
今回は長良川にある多数の発電所の中から、文化財としても希少な価値を持つ長良川水力発電所を見学に行ってみました。
長良川水力発電所のアクセス
岐阜県美濃市にあります。
JR岐阜駅からは車で45分程度。
関駅からは20分程度です。
長良川水力発電所を見学
目的の長良川水力発電所は長良川鉄道「湯の洞温泉口駅」から目の前の立花橋を渡った先にあります。
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立花橋から見下ろす清流長良川。
河口から遠く離れた美濃市でも広々とした川幅と水量を誇ります。
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橋の先に見える赤レンガ造りの建物。
目的の長良川水力発電所です。
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赤レンガ造りの立派な施設
立派な赤レンガの施設に到着しました。
長良川水力発電所の正門です。
施設内は立入禁止なので外から見学してみます。
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施設の案内看板を発見。
建設は100年以上前の1910年、名古屋電燈株式会社によって建造されたとのこと。
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建設当時は4,200kW、現在は4,800kWの発電能力を有しています。
1世帯消費電力を0.5kWhとしても、約1万世帯は賄えるほど膨大なエネルギーです。
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それにしても綺麗な建物です。
登録有形文化財として認定される充分な価値を感じます。
観光名所としてもっと派手にPRできるレベルだと思います。
70年間稼働した4,200kWの巨大発電機
施設の南側には旧発電機が展示されています。
70年間長良川の恵みを受けて働き続けてきた出力4,200kWの巨大なタービン。
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製造はドイツのシーメンス。
風力発電でもその名を馳せている発電界のトップ企業です。
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高圧水管とフランシス水車
施設の中は立入禁止ですが、柵の外から一部が見学できます。
東側の柵からは高圧水管の一部と、展示されているフランシス水車が見えます。
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フランシス水車は発電機より寿命が短いはずなので何世代か前のものでしょう。
遠くに展示されているので水車の巨大さがわかりにくいですが、その隣にある高圧水管の腕周りの太さが膨大な水の流れを間接的に伝えてくれます。
清流長良川の恵みを受けて、人々の豊かな暮らしを支えてきた長良川水力発電所。
偉大なる歴史的文化財をぜひ見学してみてはどうでしょうか。