廃線を活かした珍アミューズメント!旧神岡鉄道の「ガッタンゴー」を体験してみた

廃線を活かした珍アミューズメント!旧神岡鉄道の「ガッタンゴー」を体験してみた

生まれ変わった神岡鉄道

こんにちは!ハリボーです。

岐阜県には名鉄美濃町線など今は無き鉄道輸送の面影がたくさんあります。

富山と岐阜の県境を結んだ神岡鉄道もそのひとつ。

希少鉱石の眠る神岡鉱山を支えた鉄道は2006年に廃止。

現在の廃線跡は、とあるアミューズメント施設へと生まれ変わっています。

今回はレールマウンテンバイク「ガッタンゴー」を体験してみます。

ガッタンゴーとは

ガッタンゴーとは線路の上をマウンテンバイクで走るアトラクション。

自転車2台が横並びで繋がっており、線路の継ぎ目や分岐器で「ガッタン」と揺れる衝撃が魅力です。

コースは2種類あり、「まちなかコース」が初心者向け、「渓谷コース」が中上級者向けです。

今回は初挑戦ということで「まちなかコース」を予約しました。

アクセス

「まちなかコース」の受付は旧神岡鉄道の奥飛騨温泉口駅です。

岐阜県飛騨市神岡町東雲にあります。

「渓谷コース」の場合、受付はさらに10キロ北の漆山駅です。

体験料

条件によって体験料金が異なります。

参加人数やシートの追加、ペットの有無など。

一例としてハイブリッド型バイク2人で3200円でした。

参加には公式HPより事前予約が必要です。

ガッタンゴーを体験してみた

受付場所の奥飛騨温泉口駅はとても雰囲気の良い駅舎です。

人気アトラクションの出発地点だけあって、廃駅とは思えない綺麗さ。

県道477号線沿いには自転車のモニュメントが建てられています。

大きな歯車が印象的。

広場にはかつて活躍したトロッコ列車が展示されています。

神岡鉱山が閉山するまで多くの鉱物を輸送した功労者です。

受付と説明会

予約した時間までにガッタンゴーの受付を終えたら、まずは説明会に参加。

駅舎内にあるスペースで乗車時の注意点などを確認します。

続けてヘルメットを受け取ってマウンテンバイクの並ぶホームへ。

自転車は電動式。

2台が横にガッシリ連結されており、レールから脱線する心配はありません。

ライトは自動点灯、ギアチェンジは係員の指示に従うだけなので、基本的には前の人の後に続いて漕ぐだけです。

走行中に落とし物をしたら絶対に拾えないので、うっかりスマホや財布を落とさないようにしましょう。

自転車に荷物カゴは無く、ドリンクホルダーのみ。

ガッタンゴー出発!

係員の指示を受け、いざ出発!

ホームからいきなり急な下り坂で、一気にスピードが出ます。

線路の継ぎ目で「ガッタン」と衝撃が響く感覚が楽しいです。

よく見るとバイクのサスペンションがほとんど機能していない。

あえて衝撃をサドルに直結させているようです。

電動なので頑張って漕がなくてもそれなりに進みます。

小学生ほどのお子さんでも結構速いです。

トンネルが近付いてきました。

トンネル内、めちゃくちゃ暗いです。

ライトの光量が全く足りていない。

写真で撮ると補正でそれなりに明るく見えますが、実際は暗闇の中を走行しています。

片道2.9キロの道のりの途中には2か所の中間駅があります。

神岡大橋駅と飛騨神岡駅を通過し、折り返し地点の神岡鉱山前駅へ。

折り返し地点に到着しました。

神岡鉱山前駅に到着

線路が4本並んだ神岡鉱山前駅はホームも広々としており、かつての繁栄を想像させます。

マウンテンバイクは人力で容易に向きを反転できるように工夫されています。

全台の向きの反転と記念撮影、休憩が終わったタイミングで元の道を戻ります。

往復で5.8キロの道のり。

夏場は日差しが暑いですが、トンネルの中は対照的にやたらと冷えます。

奥飛騨温泉口に戻ってきました。

最後の難関でホームまでの急な上り坂がありますが、電動のパワーでグイっと登れました。

コース全体にアップダウンはありますが、レールの上を走る構造上障害物も少なくて快適に走れます。

小学生や高齢者の方でも簡単に参加できて楽しめます。

次は渓谷コースも体験してみたいと思います。

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